エアコンの掃除の仕方!自分でスプレー缶使えば簡単?
最近の暑さ寒さの極端さは異常なほど。
自分の、家族の体の健康緒維持するためにエアコンは必要不可欠となっています。
しかし年中使うわけではないので、久しぶりにエアコンの電源を入れてみたら嫌な匂い…そんな経験ありませんか?
かといって広告で見かけるエアコン掃除の依頼、そこそこのお値段ですよね。
何とか自分で、お安く、お手軽にできないものでしょうか。そこでスプレー缶を使って、簡単にエアコンを掃除する仕方についてご紹介します。
Contents
「エアコンが汚れる原因は?」
そもそも何故エアコンは汚れるのでしょうか。
それを知るためにエアコンの仕組みについて説明します。
エアコンは空気を吸い込んで吐き出すものです。
空気を吸い込むということは、タバコの匂いや家庭内で調理に使用した脂、ホコリや汚れも一緒に吸い込んでしまうということです。
そういった汚れが本体内部に溜まってしまい、空気を吐き出すときに嫌な臭いがするのです。
また、冷房や除湿運転中はエアコン内部で水滴が発生します。
その水滴は集められ、排水されているのです。
そのエアコン内部の水分とホコリが結びついて、カビが発生することがあるのです。
室内でタバコを吸う人がいないのに嫌な臭いがする場合は、エアコン内部のカビが原因という場合が多いです。
つまり使ったまま放置されている雑巾と同じ状態なのです。
使ってすぐ洗っておけば、ここまで殺人的に臭くなることはない…そんな悲しい経験、小学生までで卒業です!
雑巾と同じ原因なら、掃除すれば解決する問題なのです。
「エアコンの掃除の仕方を解説!」
ではどのようにエアコンを掃除すればいいのでしょうか。
準備が必要なのは以下の四つ。
・踏み台(高い位置にエアコンがありますので、転倒しないようにしっかりしたものを選びます)
・中性洗剤
・掃除機
・タオル
一口にエアコン掃除といっても各部位によってお手入れ方法は変わりますので、部位毎に解説します。
〈エアコンフィルター〉
一番外側に付いているが故に最も掃除しやすく、かつ最も汚れやすい部分です。
このエアコンフィルターをこまめに掃除することにより大がかりな掃除は不要になりますので、気が向いたらお手入れすると結果的には楽ちんです。
①フィルター表面に付いているホコリを掃除機で吸い取ります。
※ホコリが舞い散ることを防ぐため、フィルターがエアコンに付いたままの状態でまずは作業します。
②ではじめて外します。
②フィルターを外し、もう一度フィルターに掃除機をかけます。
※必ずフィルターの外側から吸い始めましょう。
先に内側を吸ってしまうと、ホコリが目詰まりを起こすので要注意!
③フィルターの内側からシャワーで水をかけて水洗いします。
※掃除機と反対に、内側から外側という順で洗うとホコリが取れやすくなります。
④フィルターを日陰で干します。乾いたら元に戻して終わりです。
こまめに行うことでどんどん掃除しやすくなります。エアコンを使い始める直前だけでなく普段から行っておくといいですよ。
「エアコン掃除を自分でするならスプレー缶が便利?」
夏になると店頭の目立つ棚に置いてある、洗浄スプレー。
プロに頼むとお金がかかりますが、自分で買った洗浄スプレーを使えば費用は1/10以下です!
これは素晴らしい!
しかし実際、自分に使いこなせるかどうかよく分からないから買っても無駄になってしまうかも知れない…
そうお考えの方、いるのではないでしょうか。
そもそもエアコン洗浄スプレーというのは、熱交換器の部分(通称フィン)をキレイにするのが目的の商品。
どの部分かというと、エアコンカバーを開けてみると分かりますが、本体内部の銀色に光っている部分。
まな板のような薄い金属がずらりと並んでいる部分です。
ではどのように使うのかというと、先程の掃除の後、フィルターを元に戻す前に行います。
①エアコンのフィルターを外す
②フィンの表面のホコリや固形物を取り除いておく
③フィンに、エアコン洗浄スプレーを満遍なく吹きかける。
④しばらく時間をおいてから送風モードにすることで完全に喚起が出来ます。
実際どのように掃除するのか動画も多数ありますので、参考までにご紹介しておきます。
→こちらの動画はやや旧式のエアコンを対象に洗浄スプレー缶を使用しています。
自分でやれば節約お得!アース消臭&除菌エアコン洗浄スプレーでクーラー洗浄
→こちらの動画は字幕付きなので、音声なしで視聴したい方向けです。
「エアコン掃除のスプレー缶が危険って本当?」
手軽、安いと大変便利なスプレー缶ですが、注意点がいくつかあります。
きちんと使用上の注意を守っておかなければ逆にエアコンの寿命を縮めることに。
注意点をまとめてみたので確認してみて下さい。
・適量を守ること。
洗浄剤を大量に使用してエアコン内部に残ったまま放置すると、臭いの原因であるカビを余計に増やすことがあります。
さらに、エアコン内部にほこりが溜まっていた場合は、水漏れを起こすなんてことも。
・エアコンの電源をOFFにして、プラグをコンセントから抜いから作業する。
・洗浄液がエアコンの電装部(センサーやスイッチ、基盤等)にかからないように注意しましょう。
電装部分にかかると故障の原因になります。使う前に出具合をテストしておくとうっかり吹きかけることはありません。
・エアコン内部のスイッチや回路は洗浄液を浴びると破損してしまうため、お掃除するときはやさしく扱いましょう。
・エアコン洗浄スプレーを使用する際には、洗浄液が床に飛び散るため、新聞紙やビニール袋で必ず対策してくだい。
また、洗浄スプレーの成分には冷却フィンを長期的に腐食させてしまうものあるとか。
業者にエアコンの内部洗浄を依頼した場合、フィンが高圧洗浄に耐えきれずに吹き飛ぶこともあるそうです。
ですから業者に掃除を頼むときには「以前にエアコン洗浄スプレーを使ったことがある」と一言添えたほうがいいようです。
とはいえ掃除をこまめにすることがエアコンの寿命を延ばす第一歩であることは変わりません。
エアコンの性能を最大限発揮させるだけでなく節電効果、カビ対策効果もあるお掃除。
是非安全に気をつけてチャレンジしてみて下さい!!
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