加湿器のカビやフィルター掃除方法!加湿器病の予防にも!

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最近はホテルなどの備品として置かれているなど、かなり身近な存在になった加湿器

 

乾燥はお肌の敵とばかりに愛用している美容に熱心な女性も多いのでは?

 

しかし実は加湿器の仕様に伴う「加湿器病」が密かに進行中!美容と健康のために使用していたはずの加湿器が原因で病気になるなんて。

 

そこでカビ対策フィルターの掃除など、加湿器病の予防方法、ご紹介します。

加湿器のカビは病気の元になる!

 

そもそも加湿器病とはなんでしょうか。正確には過敏性肺臓炎といい、その名の通り肺に異常を示す病気です。

 

加湿器はタンクから水を補給し、ミスト状の水分を放出する装置。(ただし超音波式加湿器は超音波で水を振動させ霧状にすることで発生させます。ですので、水を蒸発させずそのまま水道水を放出します。)

 

その構造上、とってもカビやすいのです。

 

給水タンクやフィルターなどの見えにくい位置にカビが出来るため、なかなか気付かず使用を続けることも。

 

そうなると当然、カビの胞子が室内に撒き散らされることになります。

 

人体にカビの胞子が蓄積した結果、アレルギーを発症したり肺疾患を起こすことがあるのです。

 

これらを総称して加湿器病と呼びます。カビだけでなく、加湿器のお手入れを間違えるとレジオネラ菌も発生するので要注意。

 

しかも初期症状は咳や発熱、全身の倦怠感など風邪によく似ているため、見過ごしてしまいがち。

 

放置したままでいると呼吸困難にまで悪化しますので用心しなければなりません。

 

加湿器のタイプ別に見ると、主に古いタイプの超音波式加湿器が原因とされています。

 

超音波式加湿器はその構造上熱を持ちにくく稼働音が小さく、省エネで済むなどのメリットがありますが、水をつぎ足しながら使用するため雑菌が繁殖しやすいのです。

 

もちろん問題はお手入れが行き届いていなかったせいであり、気化式加湿器やハイブリッド式加湿器でも、内部にカビが生えるとその胞子が室内に撒き散らされますから加湿器病になる可能性は大です。

 

加湿器のせいではなく、使う人間次第で発生する病気と言えるでしょう。

加湿器やフィルターの掃除方法!

 

〈加湿器本体〉

加湿器本体のこまめな掃除には、クエン酸洗浄をオススメします。

 

クエン酸洗浄剤は加湿器専用のものが大型家電量販店にありますので、それを使いましょう。また念のため、取扱説明書を見て、クエン酸洗浄が可能かどうかを確認しておきましょう。

 

洗浄剤でなくとも、クエン酸自体を購入してお手入れに使用することも可能です。クエン酸はドラッグストアや薬局で簡単に手にはいるのでお店の人に聞いてみてください。

 

クエン酸を使用する場合は、お湯3リットルに対しクエン酸20gをよく溶かし、給水タンクに入れたまま一晩。この時、稼働する必要はありません。翌日冷めたお水を捨てるだけで終わりです。

 

〈給水タンク、もしくは給水トレイ〉

加湿器本体と同じく、クエン酸洗浄がオススメ。

 

クエン酸洗浄剤を使用するか、クエン酸大さじ2を水2リットルに対して混ぜ、そのままトレイをつけ置きするだけでOK。

 

1時間漬けたらクエン酸をよく洗い流し、水分をタオルで拭き取れば終わり。仕上げにエタノールを染みこませたタオルで拭き上げるとさらに完璧です。

 

〈フィルター〉

こちらもクエン酸でつけ置きをします。クエン酸大さじ2を水2リットルによく混ぜ、フィルターを漬けます。

 

2時間程度で十分です。時間が経ったらしっかりクエン酸を洗い流し、水気をしっかり拭き上げて終わりです。

 

漬ける際はバケツでなくても書類ケースのような平たい入れ物でも十分に液につかります。

 

様々なお手入れ方法の動画がありますので、参考までにどうぞ。

 

 

 

     最初に、商品のレビューが入ります。掃除の仕方については2:00過ぎたあたりからになります。

 

参考動画:加湿機お手入れ方法のご紹介:シャープ

    

 

プラズマクラスター加湿器のお手入れ方法についてです。

 

シャープの機種のお手入れ方法ですが、各パーツをどのように扱えばいいかが丁寧かつ簡潔に紹介されているので、他の機種をお使いの方も参考になると思います。

 

加湿器のカビの予防方法とは!

 

ではどうすれば加湿器病を予防することが出来るのでしょうか。

 

加湿器内部のカビは、

①給水タンク内の水を長い間放置していた、もしくはとりかえなかった

②水道水以外の水(ミネラルウォーター、浄水器の水など)を使用していた

この二つが主な原因です。

 

これらを意識することでまず、カビの発生を防ぐことが出来ます。

 

こまめに水をとりかえ、使用しない場合はすぐに水を捨てるようにしましょう。

 

また水道水以外の水ですと、塩素を含まないために雑菌の繁殖をまねきます。できるだけ水道水を使用しましょう。 

 

また購入の際に手入れしやすいかどうかも確認するといいでしょう。

 

見た目だけに惹かれて選ぶと、いざ購入して使ってみると掃除しにくいパーツばかり!なんてことに。

 

また給水タンクだけでなくスチームの噴出口にも注目。

 

特に高温で蒸気を発生させるスチーム式加湿器は、温度差により噴出口が結露しがち。

 

こまめに拭き取りましょう。それが面倒だという方は、気化式加湿器を選ぶといいでしょう。

 

こちらはスチーム式加湿器よりも結露しにくいです。

 

ただし国内メーカー式は数が少なく、フィルター交換などが面倒。最近は両者のいいとこどりなハイブリッド式も存在しますので、購入する際の参考にしてください。

 

一番肝心なのは、しっかり水の交換を行うこと。そうすればカビは繁殖せず、快適な湿度の中で生活できます。簡単にできることですので、加湿器をおもちの方、これから買おうとお考えの方はぜひ参考にして下さい!

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